- 以前に東南アジアに工場進出をした会社の技術者・現場主任などは赴任後、驚くほどのスピードで現地語を身につけていくことをお話ししました。その背景には今まで学校や受験で悩まされてきた英語と違いコンプレックスや変な身構えがないということがあるということもいいました。
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- 実はもう一つ大きなmotivationが彼らの中には存在していることがおおいのです。大体の人が単身で赴任します。そうすると仕事が終われば勢い、仲間と飲みにでも行こうということになります。そんな日本人相手のバーなどはどこの国に行っても(よほどの僻地でない限り)あります。
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- 日本のスナックのような感じをイメージしておそるおそる訪れた初めての人は大体一晩でその虜になってしまいます。詳細は詳しく書きませんが、一言で言えばサービスがgenerousでhigh
qualityであるということと、emotional connectionあるということかもしれません。
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- そうなると大体の人は猛烈な勢いで現地の言葉を覚え始めます。何しろ現地語が話せなければ、店でも酒飲んでたばこでも吹かしてぼーっとしていることになってしまいます。そうして半年も経てば、かなりややこしい「もめ事(?)」などにも対処できるほどの語学力が身に付いていきます。一年も経てば現地語で喧嘩したり泣いたり(?)できるようになります。
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- なんだか話が変な方向になってしまいましたが、いいたかったのはそれだけ強烈なmotivationがあると言語習得能力は極めて強くなるということです。もちろんこういう学び方は最初は文法無視のいわゆるブロークンで始まりますが、一年も経つうちには自分でその上に文法を後から上乗せして立派にしゃべれるようになる人が多いものです。
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- 初心者のうちにTOEICをmotivationにする人は結構います。それはそれで最初のうちは結構です。ただ早い時期に指標としての位置づけに変えてしまい、自分の本当のmotivationを見つけておく方が遙かに長続きします。とはいってもアメリカの方のバーでのemotional
connectionはお勧めできませんが (*^_^*)。
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